10項目のリスト
[ヴィパッサナー瞑想] 覚ることを妨げる10の束縛(煩悩)
作成者: Mofcatcalico(@18455d2475f3)
- 有身見(うしんけん)[我があるという誤解]――永遠不滅の我があると誤解していることです。私たちはある意味、「自分」というたぐいのものを中心に置くことによって幸せを感じています。「自分」のために多くのものが獲得できればそれでいい、ある状況や性質がなくなったり何か別のものになったりすれば万事OKと考えているのです。
- 疑(ぎ)[疑い・迷い]――真に重要な真理にたいして疑いを抱くことです。仏・法・僧は信頼できるのか、戒律を守ることは重要なのかと疑ったり、業の法則や輪廻転生など仏教の鍵となる教えについて迷うことです。(輪廻転生は霊魂の生まれ変わりとは別のものです。)
- 戒禁取(かいごんじゅ)[儀式・儀礼へのとらわれ]――しきたりや特定の信仰を厳守することで解脱できると信じることです。自分で努力して真理を見いだそうとするのではなく、儀式儀礼やしきたりに依存することです。
- 欲貪(よくとん)[欲に耽る]――誰かや何かが自分の苦しみを取り除いてくれると信じることです。どんな生命にも生来そなわっている苦しみをなくし、何か楽しいことが自分自身と世の中についての感じ方を根本的に変えてくれると考えることです。
- 瞋恚(しんに)[怒りへの依存]――拒絶したり攻撃したりすれば、すべてうまくいくと思うことです。
- 色貪(しきとん)――色界欲。来世、色界に輪廻転生すれば、生命にそなわっている苦がなくなると信じることです。
- 無色貪(むしきとん)――無色界欲。来世、無色界に輪廻転生すれば、すべてうまくいくと信じることです。
- 慢(まん)――自我意識。自分の能力や腕を高く見たり、実際とは違って評価すること。ものごとを自分のもの、自分に関係があるものとして考えることです。
- 掉挙(じょうこ)――あせり。常に何かを変えたがり、決していまの瞬間に満足しないことです。
- 無明(むみょう)――世の中をあるがままに見ることができないこと。無常・苦・無我と四聖諦にたいして盲目であることです。
作成日: 2023年1月2日 更新日: 2023年1月2日