30項目のリスト
辛くて二度と読めない本
- 「“I t”(それ)と呼ばれた子」:米国カリフォルニア州史上最悪といわれた虐待を生き抜いた著者が、幼児期のトラウマを乗り越えて自らつづった、貴重な真実の記録
- 「闇の子供たち」:世界中の富裕層の性的玩具として弄ばれるタイの子供たち。アジアの最底辺で今、何が起こっているのか。モラルや憐憫を破壊する資本主義の現実と人間の飽くなき欲望の恐怖を描く衝撃作
- 「真夜中の相棒」:美青年の殺し屋ジョニーと彼を守る相棒マック。裏社会でひっそり生きる二人を復讐に燃える刑事が追う。美しく悲しいノワールの傑作。
- 「タイガーと呼ばれた子 愛に飢えたある少女の物語」:7年ぶりに再会したシーラは、派手な髪のパンク少女だった。かつての楽しかった日々も二人の信頼関係も憶えていないという。少しでも打ち解けるよう、トリイはクリニックの手伝いを頼む。やがてシーラの口から、幼い頃からの性的虐待の事実が明るみに……。真の癒しを見出すまでのシーラとトリイの葛藤を描く。
- 「マヤの一生」:マヤがわたくしの家に着いた時は、片手にのる程の小さな犬だった。マヤは、はじめに抱いてくれた次男に、一番なついていた。ニワトリのピピ、ネコのペルとも仲良く暮していたが、戦争が激しくなった時、国からマヤを殺すようにと通知が来た――戦時下、動物と人間との愛のドラマを淡々たる筆致で描いた、動物文学の名作。赤い鳥文学賞受賞。
- 「人間の条件」:条件づけられた人間が環境に働きかける内発的な能力、すなわち「人間の条件」の最も基本的要素となる活動力は、《労働》《仕事》《活動》の三側面から考察することができよう。ところが《労働》の優位のもと、《仕事》《活動》が人間的意味を失った近代以降、現代世界の危機が用意されることになったのである。こうした「人間の条件」の変貌は、遠くギリシアのポリスに源を発する「公的領域」の喪失と、国民国家の規模にまで肥大化した「私的領域」の支配をもたらすだろう。本書は、全体主義の現実的基盤となった大衆社会の思想的系譜を明らかにしようした、アレントの主著のひとつである。
- 「塩狩峠」:結納のため、札幌に向った鉄道職員永野信夫の乗った列車は、塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れて暴走し始めた。声もなく恐怖に怯える乗客。信夫は飛びつくようにハンドブレーキに手をかけた……。明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、自らを犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、愛と信仰に貫かれた生涯を描き、生きることの意味を問う長編小説。
- 「橋のない川」:故なき差別に苦しみながら、愛を失わず真摯に生きようとする人々の闘いを、明治末から大正の温雅な大和盆地を舞台に描く大河小説。
- 「血と骨」:一九三〇年頃、大阪の蒲鉾工場で働く金俊平は、その巨漢と凶暴さで極道からも恐れられていた。女郎の八重を身請けした金俊平は彼女に逃げられ、自棄になり、職場もかわる。さらに飲み屋を営む子連れの英姫を凌辱し、強引に結婚し……。実在の父親をモデルにしたひとりの業深き男の激烈な死闘と数奇な運命を描く衝激のベストセラー。第11回山本周五郎賞受賞作。
- 「車輪の下」:ひたむきな自然児であるだけに傷つきやすい少年ハンスは、周囲の人々の期待にこたえようとひたすら勉強にうちこみ、神学校の入学試験に通った。だが、そこでの生活は少年の心を踏みにじる規則ずくめなものだった。少年らしい反抗に駆りたてられた彼は、学校を去って見習い工として出なおそうとする……。子どもの心と生活とを自らの文学のふるさととするヘッセの代表的自伝小説。
- 「変身」:「おれはどうなったんだ?」 平凡なサラリーマンのグレゴールはベッドの中で巨大な虫けらに姿を変えていた。変身の意味と理由が明かされることはなく、主人公の家族を巻き込んだ不条理な物語が展開していく――。
- 「疾走」:孤独、祈り、暴力、セックス、殺人。誰か一緒に生きてください――。人とつながりたいと、ただそれだけを胸に煉獄の道のりを懸命に走りつづけた十五歳の少年のあまりにも苛烈な運命と軌跡。衝撃的な黙示録。
- 「女子高生コンクリート詰め殺人事件」:1989年、東京都足立区綾瀬で起きた女子高生コンクリート詰め殺人事件は、検察をして「犯罪史上においても稀に見る重大かつ凶悪な犯罪」と言わしめた残虐な事件だった。恐るべき犯行に及んだ16~18歳の4少年の素顔とは?生い立ちや親子関係、犯行時の心境をたどり、少年犯罪の闇、家庭や教育が抱える問題を指摘する。事件後、初めてその全容を明らかにした衝撃のノンフィクション。
- 「罪人が祈るとき」:主人公の少年が住む町では、三年連続で同じ日に自殺者が出たため「十一月六日の呪い」と噂されていた。学校でいじめに遭っている少年は、この日に相手を殺して自分も死ぬつもりでいた。そんなときに公園で出会ったピエロが、殺害を手伝ってくれるという。本当の罪人は誰?感動のヒューマンミステリー!
- 「ナラタージュ」:お願いだから、私を壊して。ごまかすこともそらすこともできない、鮮烈な痛みに満ちた20歳の恋。もうこの恋から逃れることはできない。早熟の天才作家、若き日の絶唱というべき恋愛文学の最高作。
- 「告白」:「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー。
- 「豊饒の海(『春の雪』「奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の四部作)」:ともに華族に生まれた松枝清顕と綾倉聡子。互いに惹かれ合うが、自尊心の強さから清顕が聡子を遠ざけると、聡子は皇族との婚約を受け入れてしまう。若い二人の前に、燃えるような禁忌の道が拓かれ、度重なる密会の果て、ついに恐れていた事態を招来する──。 三島由紀夫が己れのすべてを賭し、典雅なる宿命世界を描き尽くしたライフワークたる『豊饒の海』
- 「風が吹くとき」:のどかな老夫婦の日常を一瞬にして引き裂いた原子爆弾。核兵器の恐ろしさをリアルに伝える世界的ベストセラー
- 「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」:その日、兄とあたしは、必死に山を登っていた。見つけたくない「あるもの」を見つけてしまうために。あたし=中学生の山田なぎさは、子供という境遇に絶望し、一刻も早く社会に出て、お金という“実弾”を手にするべく、自衛官を志望していた。そんななぎさに、都会からの転校生、海野藻屑は何かと絡んでくる。嘘つきで残酷だが、どこか魅力的な藻屑となぎさは徐々に親しくなっていく。だが、藻屑は日夜、父からの暴力に曝されており、ある日――直木賞作家がおくる、切実な痛みに満ちた青春文学。
- 「アルジャーノンに花束を」:32歳で幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイは、ある日、ネズミのアルジャーノンと同じ画期的な脳外科手術を受ければ頭がよくなると告げられる。手術を受けたチャーリイは、超天才に変貌していくが……人生のさまざまな問題と喜怒哀楽を繊細に描き、全世界が涙した現代の聖書。
- 「ベロ出しチョンマ」:はりつけの刑にされた兄と妹。妹思いの兄、長松は、死の直前ベロッと舌を出し、妹を笑わせようとした。表題作他、15編の創作民話。
- 「犬たちをおくる日」:愛媛県動物愛護センターで、獣医師の資格を持ちながらも犬たちの殺処分に関わらねばならない職員。その葛藤の中で一頭でも多くの命を救うために奮闘する職員の日常を追いながら、命の重さを問う感動ノンフィクション。
- 「野良犬の値段」:誘拐された、みすぼらしい6人の謎の男たち。前代未聞の「劇場型」誘拐事件が、日本社会に“命の価値"を問いかける。
- 【マンガ】「星守る犬」:朽ち果てた車の中で寄り添うように、男性と一頭の犬の遺体が発見された。鑑定の結果は男性が死後1年。だが犬は死後わずか3ヶ月。この時間差が意味するものとは? それは哀しくも愉快な一人と一頭の、残されたわずかな“生”を生き抜く旅の終着点―。
- 【マンガ】「岳」:秋の北穂高岳。登山中の中年男性・黒岩が、雪に足をとられて崖から転落、腕を骨折して動けなくなってしまった。山麓の警察署では下山時刻が遅れていることから、山岳遭難防止対策協会のボランティア・三歩に救助を要請することに。見かけは頼りなさそうな三歩だが、ヒマラヤや南米の山を歩いてきた経験豊富な救助員で…
- 【絵本】「かわいそうなぞう」:戦争中、上野動物園で三頭のゾウが殺されました。これは本当にあった悲しいお話です。毎年終戦記念日に評論家の秋山ちえ子氏が平和への願いをこめてラジオで朗読し、テレビでも紹介された名作。
- 【絵本】「いつでも会える」:大好きな飼い主のみきちゃんを突然亡くした犬のシロの心の移ろいが淡々と描かれる。小さく無邪気なシロが大きな悲しみを懸命に乗り越えようとする姿が胸を打つ感動のミリオンセラー絵本。
- 【絵本】「ごんぎつね」:いたずらばかりしているきつねのごんは、兵十のたいせつなうなぎを盗んでしまいます。その後、ごんは兵十のために罪のつぐないをするのですが・・・。
- 【絵本】「スーホの白い馬」:昔、モンゴルの草原にスーホという少年がいました。ある日、道ばたに倒れていた生まれたばかりの白い子馬を世話し、大事に育てましたが……。馬と少年スーホの哀切な物語と、モンゴルに伝わる楽器「馬頭琴」の由来が描かれ、感情を揺さぶられるでしょう。
- 【絵本】「チロヌップのきつね」:北海に浮かぶ小さな島チロヌップ。きつねたちと人々の暮らしを、やがて戦争が…。今こそ伝えたい平和への願い
作成日: 2023年11月30日 更新日: 2023年11月30日