9項目のリスト
本のレビュー(ジャンル:旅)リッキー・ゲイツ「アメリカをめぐる旅 3,700マイルを走って見つけた、僕たちのこと。」(川鍋明日香訳)
作成者: mokusei publishers(@mokusei222)
- 文章がシンプルで読みやすくて、ユーモアがある。「アメリカのユーモア」なのか、リッキー・ゲイツの人柄なのか、温かいです。
- アメリカを巡る旅だが、アメリカ、と一言でいえないくらいたくさんの「違う」人たちが登場します。出身も、言葉づかいも、価値観も暮らしぶりも信条も違う人々です。
- 写真がたくさん収録されていてみているだけでもおもしろいです。ディープ・サウスのリアルな様子はそうそう見られるものではないです。ドキュメンタリー、ストレート・フォトグラフィーとして貴重なショットがたくさんあり、ビジュアルだけでも貴重です。
- ランナーが走ってアメリカを旅した記録なので、飛行機でも電車でも車でもなく、リアルなスピード、リアルなドキュメントになっていて普段見れないものを味わえます。普段の時間を過ごす速度についても考えがおよび、ハッとしました。
- 現代のアメリカがテーマになっていますが、旅をすること、誰かと話をすることを通して、自分や社会のことをわかろうとすることは、多くの人が普段やろうとしている・やっていることだと思います。特にここしばらくは旅をすることもできなかったから、いま日本で読んでも面白いのだと思います。
- 写真や言葉がどう使われているか分析したりひとつひとつ味わうと、いろんな作品や歴史と関連していることがわかってなお味わい深いです。特にロバート・フランクの大作「The Americans」と比較してみると、とても深い。
- 自分ならどんな旅をするだろうか?とこの時代に考えられて、読書は本との対話だと思いました。
- 笑えるし、泣ける。作品として見どころがたくさん。
- たくさん登場人物が出てきます。あなたは誰が印象に残りましたか?
作成日: 2022年11月7日 更新日: 2022年11月14日