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日蔭茶屋事件だけじゃない女「神近市子」【日蔭茶屋事件の真相編】
作成者: 日本人の9割が知らない歴史(@picolis_history)
- 【事件の舞台】
- ・1916年11月、神奈川県三浦郡葉山町
- ・日陰茶屋という旅館(江戸時代からの茶屋が前身)が舞台。海水浴の普及で旅館として繁盛し、有名リゾート地となっていた。
- 【関係者】
- ・大杉栄:日陰茶屋の数年来の常宿客。市子は愛人の1人
- ・伊藤野枝:大杉の愛人の1人
- ・神近市子:二人が葉山に向かったことを知り、追いかける。
- 【事件の経緯】
- ・11月6日、大杉と野枝が日陰茶屋に到着
- ・11月7日午後4時、市子が日陰茶屋に到着
- ・11月7日午後5時、野枝が東京へ帰ると宿を出るが、21時に引き返してくる
- ・11月8日朝、再び野枝がひとりで帰路に
- 【事件当日の夜】
- ・就寝前に市子と大杉は口論
- ・これまでの資金援助の件を市子が口に出すと、大杉が「金は返す、これで他人だ」と別れを切り出す
- ・深夜2時50分、便所から戻った市子は、寝ている大杉に跨り、右首を短刀で刺す
- ・傷の深さは約3.5センチ
- ・旅館内を逃げる市子と重症ながら追う大杉
- ・市子は風呂場へ出て、裏木戸から逃げ、駐在所へ自首
- ・午前4時、大杉は病院へ運ばれ6針を縫った。傷は気管に達しており危険な状況だった。
- 【事件後の展開】
- ・大杉の看病は、野枝と、内縁の妻 保子の二人が付きっきりで行った
- ・葉山分署の所長室で取り調べを受けた市子は、悪びれた様子もなく、ことの顛末を語った
- 【刑罰】
- ・法定で市子は、本来の目標は野枝であったことを明かし、それが出来ずに大杉を刺したことと、野枝に対する妬みを詳細に陳述した
- ・弁護人は、月経による心身衰弱状態を理由に執行猶予を訴える
- ・市子は、一審で懲役4年を宣告されるが、控訴により2年減刑。
- ・1917年6月18日、懲役2年の判決を受け、八王子刑務所で服役。
作成日: 2024年3月13日 更新日: 2024年3月13日
関連ページ: https://youtu.be/edDjwtTv_EE